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会長挨拶

 

会長挨拶

 

 2023年(令和5年)度の福島県弁護士会の会長に就任した町田敦(まちだあつし、郡山支部所属)です。

 鎌田毅(かまたつよし、いわき支部所属)、鈴木裕也(すずきひろや、郡山支部所属)、三浦正博(みうらまさひろ、福島支部所属)の3名の副会長とともに、今年度の福島県弁護士会を運営していくことになりました。

 東日本大震災及びこれに伴う福島第一原子力発電所事故から12年が経過しました。この間、福島県弁護士会としては原子力発電所事故被害者救済支援センターを立ち上げ、数々の会長声明や決議、意見書を発出して、被害者の方々の支援活動を行ってきました。しかしながら、未だに被害の回復がされていない多くの被害者の方々がいます。また、福島第一原子力発電所の構内で保管されているALPS処理水が海洋へ放出されると風評被害が増幅されます。福島県弁護士会は、原子力発電所事故被害者救済支援センターや広報活動を通じて、被害者の方々の支援に引き続き取り組んでいきたいと考えております。

 さて、福島県弁護士会では、法的な問題で困っておられる市民や事業者の方々に対し、県内各地でさまざまな法律相談窓口を設けております。無料相談も多数ございます。弁護士は敷居が高くてなかなか相談できないなどとお考えの方もいらっしゃると思いますが、本サイトのトップページの「相談内容」をクリックしていただき、記載されている相談窓口にご連絡いただき、お気軽に法律相談をご利用ください。

 また、福島県弁護士会は、法律相談事業のほか、声明や意見の公表、各種イベントの実施など、さまざまな活動を行っております。これらの活動についても、本サイトなどを通じて皆様にお知らせして参りたいと思います。

 福島県弁護士会は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する弁護士の団体として、市民の皆様のお役に立てるよう、日々研鑽を重ねていく所存ですので、今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2023年(令和5年)4月1日 福島県弁護士会 会長 町田 敦

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